出版物
観光学博士の市長実践記 ~ク―ル加賀三百万人構想~
2000年に『モバイル交通革命』を著した観光学博士の寺前秀一氏が自ら郷里加賀市の市長となり、「クール加賀三百万人構想」に挑戦した実践記。加賀の歴史、地理、文化、宗教について深い考察と観光、町おこしの展望を語る。また、日々の市制の運営と実務の中でさまざまに感じたエピソードがわかりやすく語られている。
- 著者寺前 秀一
- 定価2,667円(税抜)
- 体裁約353頁/四六判
- 発行元株式会社システムオリジン
- 発行日平成24年12月9日
寺前 秀一 プロフィール
帝京平成大学教授。1949年石川県加賀市生まれ。1972年東京大学法学部卒業後、運輸省、JR東日本、国土交通省、気象庁、日本観光協会理事長、JTB顧問、高崎経済大学教授、加賀市市長等を歴任、観光学博士(立教大学)、株式会社システムオリジン 顧問 2014年人流・観光研究所を設立。「モバイル交通革命」(01年東京交通新聞社)他著書多数。
東京交通新聞に掲載されました
2013年2月4日付けの東京交通新聞に掲載されました。
以下、記事より転載
[新刊案内]
有能な知事や自治体の首長は、地元のトップセールスマンでなければならない。本書は、3年目に入る加賀市長としての著者の日常の仕事を紹介する場となっているが、根底にあるのは「観光と交通」の売り込みとPR。国土交通省情報管理部長、日本観光協会理事長、高崎経済大学教授とキャリア官僚、民間観光、アカデミーの3分野を経てきた著者ならではの見解が全編にみなぎる。
著者の名刺には「市長」と「観光学博士」の肩書きが刷られている。著者の指す観光とは、一過性のイベントではなく、深く地元の歴史を探り「物語化」することで新規顧客を呼び込みリピーターに成長させ、「地域ブランド力」を向上させる戦略的なものだ。
そのために北陸新幹線加賀温泉駅はもとより、ユビキタス・タクシーからデマンドバスまで、最新のITを活用した交通インフラの整備・活用を提言する。第5章中の「ユビキタスと温泉リムジン」などは、タクシーの新ビジネスモデルは東京や大阪ではなく、北陸から生まれるかもしれないという期待を抱かせる。
目次より(抜粋)
第1章:クール加賀三百万人構想 | 第2章:越前加賀宗教文化街道 |
第3章:健康都市病院統合 | 第4章:温泉郷の政治課題 |
第5章:温泉郷の人口・人流政策 | 第6章:観光 |
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